種の事 陸

種がダメになったところにツメキリ草(って呼んでるけど違うかもしれん)が入る。それが増えていく…。

A3個、B2個、C2個でダメになった種はこれで5個。

Aの二個は発芽不良(短蔓・ヒマワリ)。一個は根がダメになってた(ヒマワリ)。

Bのうち一個はまきなおし時の種の紛失、一個は根が腐っていた。(長蔓)

Cも一個は根が腐っていた(ヒマワリ)。一個は発芽不良。

そして、Bに水を吸っていない種がある。全く根が出ていないし、表面は乾いている。

中が腐っているわけではないようなのでまだ望みはある。

今日は雨で土が乾くこともないだろうから水をやらなかったけど、明日は一日中家をあけるので朝のうちに水やっとかんと!

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人間を畑を耕し、種をまく人みたいに例える人がいる。

選択肢は無限にある、うまくいかないのは自分の行いのため。

しかし、生まれ育った環境という要因はかなり大きい。

農夫はよい環境を選んで種をまき、種が育ちやすいように耕す。

しかし、人間は自分が生まれ育つ環境を選ぶことはできない。

すべて自分で選択できるわけではないし、どんな環境(シチュもまた星の数ほどあるのだ)でも生きていける力が人間に備わってるのなら自殺する者はいないのだろう。

人間は種そのものではないか?と最近思うのである。

周囲の環境・病気で根を張ることすらできず朽ちる種もある。

まく深さを変える・まわりを時々耕すなどの手助けをすれば今まで発芽しなかった種が芽吹くこともある。良い種は手助けをすればすぐに力強く発芽する。

環境が悪い状態で周りがなにもしなければどんなに良い種でも芽吹かない。